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ブログ移転のお知らせ

本ブログは、作者の気まぐれと都合により、移転しました。

小説のネタ本
http://neta-books.seesaa.net/

記事や内容をバージョンアップしながら、更新していきます。
ご訪問された方で、お暇な方は、上記も訪問してみて下さい。

もうちょっと、すっきりしたデザインで出直します。
また、広大なネットでお目にかかる事があれば、幸い。

でわでわ。
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ベリーズに死す IT業界の狂犬ジョン・マカフィーと頽廃の王国 WIRED VOL.7 GQ JAPAN.2013年4月号増刊

①全体としての内容
  今回のご紹介は、『WIRED』という雑誌のとある記事です。
 ある界隈では、結構な話題になっていたので。
 Web版もあります。2013年7月22日参照(http://wired.jp/2013/06/08/john-mcafee/
 セキュリティーソフトで名をはせた、IT業界の雄、ジョン・マカフィー。
 誰もが知っているセキュリティーソフト『McAfee』の生みの親です。
 その彼が、なぜ逮捕に至るのか?逮捕直前のインタビューです。

②著者はどんな人?
  ジョシュア・デイヴィス US版『WIRED』コントリビューティング・エディター。
 本ストーリーの映画化が計画されているという。
 キンドルで『John McAfee's Last Stand』を出版しています。

③一番のキモ
  ジョン・マカフィーの生き様。日本の金持ちやアウトローが全て小物に見えます。
 IT業界としては遅咲きの彼ですが、どこぞのマフィア顔負けの経歴です。
 尊敬する人は?と問われれば、ジョン・マカフィーと力強く答えられる大人になりたい。

 以下、本書よりマカフィーの経歴を引用。
 ”1945年9月18日 イギリスで生まれる。米・ヴァージニア州ロアノークで育つ。
 父親は酒に溺れ、暴力をふるった。その恐怖感はいまでも脳裏に焼きついているという。
  1960年(15歳) 父が自殺。
  1964年(18歳) ロアノーク・カレッジに入学。雑誌の定期購読販売で一儲けする。
 酒浸りになる。
  1968年(22歳) ノースイースト・ルイジアナ・ステイト・カレッジ
 (現ルイジアナ大学モンロー校)の数学博士過程に。
 教え子の学生と不適切な関係が発覚し退学。
  1969年(23歳) 経歴を詐称してミズーリ・パシフィック鉄道で
 アプリケーション・プログラミング・マネジャーになる。このころにLSDとDMTと出会う。
 毎朝、LSDをキメてから仕事に向かう日々を過ごす。
 ~中略(3回の転職)~
  1983年(38歳) オメックス社のエンジニアリング部長を務める。
 部下にコカインを売り、自分も大量に摂取。アルコール依存症に。
 セラピーに行き、人生をやりなおす決意をする。
  1986年(41歳) ロッキード社在職中にウィルスの流行を知る。
 父親に受けた理不尽な暴力を思い出し、
 ウイルスという脅威をビジネスにすることを思い浮かぶ。
 ~中略(ウイルスの脅威を喧伝)~
  1992年(47歳) ミケランジェロ・ウイルスの脅威をアピールし、
 売り上げはうなぎ上りとなり、ナスダックに上場。マカフィーの持ち株は
 一夜にして8,000万ドルに。
 ~中略~
 2012年4月30日(66歳) 無許可の武器や無許可医薬品所持の疑いで拘留される。
 翌日、釈放。
 2012年11月9日(67歳) 愛犬メロウ、ラッキー、ディプシー、ゲレロが毒殺される。
 2012年11月11日 2軒隣に住むグレッグ・ファウルが殺害される。
 2012年11月12日 ベリーズ警察に殺人容疑で指名手配。
 2012年12月5日 グアテマラで不法入国で逮捕。
 2012年12月12日 グアテマラでの拘留から解放され、米国に強制送還。”by 本書p132

 薬をキメて仕事をしたり、愛人に撃ち殺されそうになったり、警察に金をばら撒いたり、
 自前の薬物の研究施設を持ったり、まさにやりたい放題。しかも大金持ち。
 こんな人物が、映画の中で無く、現実に存在するという事自体が凄い。

④内容の具体性は?
  雑誌の系統から、若干、話が盛られているような気がしますが、
 それを差し引いても十分すぎるほどのインパクトと具体性です。
 IT業界は懐が深いですね。

⑤どういう風に使える?
  ジョブズやゲイツが、表のIT長者とするなら、ジョン・マカフィーは裏のIT長者。
 どこからどう見ても悪役です。ボディーガードと愛人をはべらせ、ライフル片手に記念撮影。
 どこぞのマフィアも真っ青な人物、しかも実在。
 敵役として登場させてもよし、ダークヒーローのモデルにしてもよし。
 実在の人物だけに、リアルな人物モデルとして描けるのではないでしょうか?




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カウントダウン・メルトダウン 上

①全体としての内容
  3・11のあの日、何があったのか?上下巻に及ぶ、そのドキュメントです。
 
 ”「もうダメかもしれません」
 3月14日、午後6時40分ごろ。吉田所長から再び、電話が入った。
 「細野さん、すみません。もうダメかも知れません。2号機に水が入らないんです。
 原因がわからないんです。このままいくと燃料棒全露出になってしまいます」
 細野は言葉を失った。細野は菅にそのことを伝えた。(中略)
 電話を終わった後、菅と細野はしばらく無言のままだった。それから、菅は力なく言った。
 「制御不能になったということか」「ダメか……」
 長い沈黙が続いた。”by本書帯

 ”「民間事故調」発表後、私は一記者に戻った。
 報告書の公表後、私は一記者に戻って、取材を始めた。
 政治家と官僚、霞ヶ関と官僚政治、ファーストリスポンダー(自衛隊、警察、消防)と
 国民の生命、政治(家)と科学・技術(者)、組織とガバナンス、規制する側と規制される側、
 安全と安心、平時と有事、核と日米同盟、日本と世界……そのようなさまざまなテーマを、
 それらのストーリーは万華鏡の照らし出していた。
 リスクとは何か。リーダーシップとは何か。国家とは何か。(中略)
 福島第一原発危機は、究極のところ、日本の「国の形」と日本の「戦後の形」を問うたのである。”
 byカウントダウン・メルトダウン 下 帯

②著者はどんな人?
  船橋洋一 ”日本を代表するジャーナリスト。歴史を動かした国際的な事件や合意の舞台裏と
 その意味を、各国の政権中枢にまで入り込んで、描き出すという手法を得意とする。
 通貨交渉の舞台裏を追った『通貨烈烈』(1988年吉野作造賞))、
 90年代の日米同盟の質的変換を描いた『同盟漂流』(1997年、新潮学芸賞)、
 2000年代の朝鮮半島核危機をめぐる六カ国協議を多面的に描いた
 『ザ・ペニンシュラ・クエスチョン』(2006年)などの著書がある。
 これらの著作は全て英語でも執筆され刊行された。主筆の座を最後に朝日新聞を退社してからは、
 独立系シンクタンク「財団法人日本再建イニシアティブ」を設立、
 福島原発事故独立検証委員会(「民間事故調」)をプロデュースし、
 事故調査・検証報告書を刊行した。”by本書背表紙
  
 ”中華民国北京生まれ。灘中学校・高等学校を経て、1968年東京大学教養学部卒業。
 1992年法学博士(慶應義塾大学)。博士論文は、「ドル管理の国際政治
 -プラザ合意からルーブル合意に至る五カ国蔵相・中央銀行総裁会議(G5)の経済政策協調の分析-」。
 大学卒業後の1968年(昭和43年)、朝日新聞社入社。
 特派員としての同社北京支局、ワシントン支局に勤務、経済部編集委員、
 アメリカ総局長を歴任した。この間、1975年にはハーバード大学、1987年には国際経済研究所
 (Institute for International Economics、ワシントンD.C.)、2003年にはコロンビア大学、
 2005年にはブルッキングス研究所において、それぞれ客員研究員として研究に従事した。
 2007年(平成19年)6月26日、同社主筆(一般記事と社説など論説の双方を統括する職)に就任。
 2010年(平成22年)12月15日付で朝日新聞社を退職。
 2011年、一般財団法人日本再建イニシアティブを設立し、理事長に就任。
 一般財団法人日本再建イニシアティブの下に、福島原発事故独立検証委員会を設立し、
 プログラムディレクターに就任。”by wikipedia 2012/06/17
 (http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%88%B9%E6%A9%8B%E6%B4%8B%E4%B8%80)

③一番のキモ
  あの時、裏側で何が行われていたのか?この一言が全てです。
 なぜ、枝野官房長官が完全防護で現地を訪問したのか?なぜ、菅首相が現地を視察したのか?
 なぜ、あれほど混乱した記者会見が行われたのか?それら全てに理由があります。
 戦後最大の危機である東関東大震災・福島第一原子力発電所事故がどう処置されていったかを、
 実際の人物の発言や行動を通して、見渡すことができる点がキモでしょう。  

 以下、興味深い部分を抜粋。

 本来事故原発にいなければならない原子力保安院の保安検査官が、現場を離れた件に関して。
 ”危機のさなかの保安検査官の現場からの退避は、原子力安全規制に惨めに失敗し、
 後に取りつぶされることになる保安院の10年あまりの歴史のなかで大きな汚点となった。
 保安院は、原子力事業者に取り込まれる形で、
 原子力の過酷事故を「想定外」として捨象してきた。
 そのため、緊急時の対応と過酷事故発生の際のオンサイトでの対処の
 危機管理のプロを育ててこなかった。
 保安院の失敗は、国民の安全と健康に決定的な影響を及ぼすかも知れない原発過酷事故に
 直面したとき、真っ先に事故現場から逃げ出した保安検査官によって証明されることになった。
 (中略)
 自衛隊化学特殊部隊の幹部は、「われわれの言葉で言えば、連中は敵前逃亡をした。
 保安院というところは逃げても、罰則規定はつくっていない」と吐き捨てるように言った。
 事実、彼らは処罰されていない。”by本書p37-38

 現場から逃亡をした自衛官のお話がありましたが、彼は懲戒免職という形で処分されています。

④内容の具体性は?
  非常に具体的です。何日の何時に、どんなやりとりがあったかを克明に描いています。
 民間事故調がベースなので、キチンと整理されています。

⑤どういう風に使える?
  ポリティカル・サスペンスに。内容があまりに身近で、ナマナマし過ぎますが。
 組織のトップに立ち、有事の際、部下からまともな情報が一切あがってこない状況は、
 決断の苦悩を描くに余りある状況です。
 関連を調べていた上で、興味深いトピックスがあったのでご紹介。
 クライシスマネジメントのインシデントコマンドシステムは、なかなかのトピックスです。




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インド神話 マハーバーラタの神々

①全体としての内容
  ”悠久の時間と広大な自然に育まれたインド神話の世界を原典から平易に再現した紹介書。
 ヴェーダ聖典中の神々と神話から始まり、大叙事詩『マハーバーラタ』を中心として
 重要な神話を選び出し、他の伝承と比較することにより、
 有名なインド神話を可能な限り網羅した。
 不死の霊水アムリタ(甘露)を手に入れるため、神々と悪魔たちとが協力し、
 マンダラ山を棒にして大海を攪拌する「乳海攪拌」の神話、
 雨を降らせるため天女が仙人を誘惑する「一角仙人伝説」、猪・人獅子・朱儒・
 ラーマ・クリシュナなどに化身して、悪魔と闘うものたちを助ける「ヴィシュヌの十化身」、
 最も崇拝を集めるクリシュナの偉業に関する伝説などを含む。”by 本書背表紙
  壮大なインド神話を分かりやすく解説した本。原典が難解なインド神話ですが、
 本書は非常にわかりやすく説明されています。

②著者はどんな人?
  上村勝彦 ”1944年、東京に生まれる。1967年、東京大学文学部卒業。
 1970年、同大学院人文科学研究科(印度哲学)修士課程修了。サンスクリット詩学専攻。
 東京大学東洋文化研究所教授。”by 本書裏表紙
 他、著書多数。
  世界的に見てもごくわずかしかいない、サンスクリット語の正確な翻訳ができる研究者です。
 マハーバーラタの訳書が、未完になってしまったことが惜しまれます。

③一番のキモ
  膨大なインド神話の中で、重要なファクターを正確かつ端的に紹介している点。
 ヴェーダから始まり、マハーバーラタ、バカヴァッド・ギーター、
 バーガヴァタ・プラーナなど、圧倒的な知識量で紹介されるエピソードはどれも秀逸です。
 本書は、「原典を読み解く上での補助としての利用を」と説明されていますが、
 本書だけでも十分なボリュームです。なにより分かりやすいです。
 
 以下、インド神話の特徴かなと感じた一文を抜粋。
  ”『クマーラ・サンバヴァ』第八章は露骨な性描写で有名である。
 インドの古典詩論家は粗野な描写を禁じている。とりわけ、神々の交歓を赤裸々に
 描写するというようなことは不敬罪に問われる恐れがある。
 しかし、九世紀のカシュミールが生んだ独創的な詩論家であるアーナンダヴァルダナは、
 詩人の創造力を最も重視して、「大詩人といえども最高神を対象として性描写をするが、
 それは詩人の創造力に救われるから、粗野なこととはならない。」と述べ、
 例としてこの『クマーラ・サンバヴァ』第八章における性描写をあげている。”
 by 本書p248

 神話の登場人物が、性に対して開放的な印象を受けました。

④内容の具体性は?
  まあ、神話なので……。ただ、作中の登場人物は生き生きと描かれています。
 人間味溢れるというと語弊がるかもしれませんが、ギリシャ神話に通じるものがあるかと。

⑤どういう風に使える?
  内容か難解なのか、資料が少ないのかよくわかりませんが、
 インド神話をベースにした物語ってあまり見かけません(単純に扱いにくいのかも)。
 ニッチなネタではありますが、目新しい印象を与えられそうです。
 一昔前に、3×3 EYESという漫画がありましたが、モロこの辺のネタですね。





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プロフィール

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Author:pay back
物書きに憧れる事、幾星霜……

気がつけば、書く事より、
ネタ探しの方が、楽しくなったりして。

ジャンルを問わずネタ拾い。
誰かの役に立つといいなぁ。

だらだらと、
ネタになりそうな本を書いてきます。

リンクフリーだそうな。

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